
キャリーケース一つ引き出かける仁川、海と時間が共존する町
空港に行く途中に通り過ぎるには本当にもったいない、290万人が暮らすストーリー溢れる仁川を歩いてみました。
仁川(インチョン)、近くて見慣れない私たちの海
ソウルから地下鉄で一足で行ける場所ですが、思い切って降りると全く違う世界が広がる場所、それが仁川(インチョン)です。約294万人がこぢんまりと集まって暮らすこの巨大な港町は、歳月の痕跡が重なった赤いレンガの建物と開けた西海(ソヘ)の海が共存しています。週末に軽く風にあたりに行きたい時、あるいは日常に穏やかな換気が必要なときに一番最初に思い浮かぶ快適な旅行先です。
時間が止まったかのように静かな近代の路地裏
仁川は、韓国が世界に門戸を大きく開いた開港期の歴史がそのまま残っている町です。自由公園の丘に登ると、朝鮮時代から日本領事館、清国の租界が入り混じっていた奇妙な風景が一望できます。路地ごとに100年以上の歴史を持つ日本式家屋や赤いレンガの倉庫が、カフェや展示場に変身しています。きしむ木の床を踏みながら過去へタイムトラベルする気分が味わえるので、じっくり路地を探索する楽しさが格別です。
足を踏み入れるたびに新しい風景、必ず行くべき場所
仁川の魅力は、海と都心が非常に近い距離にある点です。洗練された新都市の夜景から、歳月の重みを感じる古い港まで、1日分のスケジュールが瞬く間に過ぎ去ってしまうほど見どころが多様です。特に日暮れに出会う仁川の風景は、カメラのシャッターを押さずにはいられないほど感性豊かです。
19世紀末の銀行だった建物をリノベーションして作られました。古い建物の雄大な内部を見学しながら、当時の開港場の生き生きとした雰囲気垣間見ることができます。
ビルの森の間に造成された巨大な人工湖公園です。夕暮れ時にムーンボートに乗れば、ニューヨークに引けを取らない華やかな夜景に出会うことができます。
海沿いに立ち並ぶ刺身店と乗り物から流れてくる音楽が懐かしい場所です。カモメにエビアン(かっぱえびせん)をあげる楽しみも外せません。
色鮮やかな牌楼(パイル)を通過した瞬間、中国旅行に来たような気分になります。華やかな赤提灯の下で、本場の中国式マンドゥ(餃子)を味わうことができます。
西海岸の生き生きとした活気に満ちた場所です。塩辛い海の匂いを嗅ぎながら新鮮なシーフードを見学し、その場で味わうことができます。
韓国初の西洋式公園で、春には舞い散る桜を、秋には港の風景を見下ろしながら散策するのに本当におすすめの場所です。
異国的な雰囲気の中で温かいスパと水遊びを楽しみながら、完全な休息を取ることができるプレミアムヒーリング空間です。
島と海が差し伸べる慰め、仁川の自然
内陸の閉塞感を爽やかに解消してくれるのは、やはり仁川の海と島々です。少し足を延ばせば江華島(カンファド)の広い野原と夕日を眺めることができ、船に乗って少し出れば干潟が息づく美しい島々にたどり着くことができます。特に西海岸特有の赤く染まる夕焼けは、一日の疲労を優しく溶かしてくれます。
ジャージャー麺一杯に込められた思い出、美味しい仁川
仁川は、韓国の近代飲食文化の発祥地のような場所です。華僑たちが定住し、私たちが知る甘いジャージャー麺が初めて生まれたチャ이나타운(チャ이나타운)があり、仁川港を通じて入ってきた多様な文化がローカルの食文化と混ざり合いました。毎年秋に開催されるソレポグ祭りや開港場文化財夜行の期間に訪問すると、夜道の散歩と共に地域アーティストの公演、美味しい食べ物を同時に楽しむことができます。
町の住民たちが愛する本当のグルメ店
観光客ばかりが並ぶ場所よりも、長年同じ場所を守ってきた老舗や、ローカルが好んで訪れる市場の中のグルメ店が本当の宝物です。たっぷりの人情と長年の内功が込められた一食は、旅行の満足度を二倍に高めてくれます。
甘辛いタレでサクサクに揚げたタットカンジョン(甘辛唐揚げ)です。平日の行列は必須ですが、ピーナッツがたっぷり振りかけられた中毒性のある味に、待ち時間も惜しくありません。
煮干しのダシを濃厚に取って手打ちしたカルグクス(韓国風うどん)です。キムチを一口乗せてズルズルと食べれば、心まで温まるソウルフードです。
知っておくと役に立つ仁川旅行のコツ
仁川はソウル地下鉄1号線、水仁・盆唐線、そして仁川地下鉄1・2号線がクモの巣のように結ばれており、公共交通機関だけでも徒歩旅行が十分に可能です。特に開港場一帯やチャ이나타운は坂道が少しあるので、歩きやすい靴は必須です。海風が思ったより肌寒いかもしれないので、軽い上着を1枚持っていくセンスを発揮してみてください!